インシュリン注射の流れ

インシュリン注射は、糖尿病の血糖管理に欠かせない自己管理の一つです。
しかし、正しい手順を理解しなければ、効果が十分に発揮されない恐れがあります。
本記事では、インシュリン注射の流れについて紹介しますので、ぜひご覧ください。
▼インシュリン注射の流れ
①準備
まずは手を清潔な状態にして、インシュリン製剤に変色や沈殿がないか目視で確認します。
また冷蔵庫で保存していた場合は、常温に戻しておくとよいでしょう。
②注射針の取り付け
インシュリンペンを使用する際は、新しい針の包装を破り、本体にねじ込むように装着しましょう。
ただし、無理な力をかけると変形するため、注意が必要です。
③空打ち
ダイヤルを1〜2単位に合わせ、針を上に向けた状態で軽く押し込みます。
液が出ない場合は同じ手順を繰り返し、それでも変化がない場合は、針を取り替えます。
④注射の実施
注射部位をアルコール綿で消毒した後、皮膚を軽くつまんで垂直に針を刺します。
その後、ダイヤルを押し切って薬液を注入し、数秒はそのままの状態で待ちましょう。
⑤片付け
注射後は針を専用の廃棄容器に入れ、本体はキャップをして清潔な場所に保管します。
また品質を保つためにも、インシュリン製剤は直射日光や高温を避けて保存しましょう。
▼まとめ
インシュリン注射は、手を清潔に保ち、薬剤に異常がないか確認したうえで行います。
注射針を取り付けた後は空打ちを行い、液が出ない場合は針を取り替えましょう。
注射を行った後は、針や本体・インシュリン製剤を適切な方法で片付けることが大切です。
『株式会社Atsukingdom』は、高松市で訪問看護を行っております。
医師の指示による医療処置も実施しておりますので、お困りの際はご相談ください。

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